雨月の夜に
こんなもんかなと帯を締め、イルカ先生の待つ居間に戻った。浴衣を着るなんて随分久しぶりだ。イルカ先生の前でとなるとそれは初めてで、気恥ずかしい思いを隠して頭からタオルを被り、濡れた髪を拭いた。
何でもないフリで襖を開ければ部屋の明かりは消えたままでイルカ先生の姿はない。続き間の寝室に視線をやれば、探し人は窓辺に腰掛けて夜風に当たっていた。いつもはしゃんと伸びている背を窓枠に凭れさせ、首を傾げて気持ち良さげに目を閉じている。
寝室の明かりは消え、外も暗いのに不思議とイルカ先生の周りだけ光って見えた。それはイルカ先生の着ている浴衣が淡い色だからだろうかと観察して、――ほぅと目を奪われた。
なんて艶かしい。
首を傾げたことによって晒された首筋や合わせられた襟から覗く鎖骨。僅かに割れた浴衣の裾からふくらはぎが覗き、床に向かって伸びた足先は裸足で引き締まった足首とまあるい踝はいつもと違った風情で姿を覗かせた。
「イルカ、センセ」
声を掛ければ閉じていた瞼が薄っすら開く。オレを目に留めると笑みを浮かべて、「こっち」と手招いた。
「風がきもちいいですよ」
半乾きの髪が風に揺れている。辿り着く前に届いた風が石鹸の香りと湿った夏草の匂いを運んで鼻先を擽った。抱きしめて鼻を髪にうずめたい衝動を耐え、横に並んで外を見れば流れる雲の隙間から輝く月が見えた。
「残念でしたね。お祭り・・」
楽しみにしてたのに、と拗ねる口ぶりからは先程の色は感じられない。
「そうだね」
外に向かって手を伸ばせば、雨どいから落ちた雫がぴちゃんと手のひらで跳ねた。
前からの約束だった。浴衣を着て、里の神社で開かれるお祭りに行こうと。正直言うと、お祭りにはあまり興味がなかったがイルカ先生の楽しげな様子に絆された。浴衣を着ようとはしゃいで、いか焼きに箸巻きと指を折る姿にいつしかお祭りを心待ちにしている自分がいた。
ところが夕方から降り出した豪雨にお祭りはあっさり流れてしまった。
こればかりは仕方ない。
二人揃って肩を落とすと、よりいっそうしょぼんとしていたイルカ先生がはっと顔を上げ提案した。「せっかくだから、雰囲気だけでも」と。
そんな訳で今に至る。
どこに行くわけでもなく二人で浴衣を着ている。
それでも初めて目にするイルカ先生の浴衣姿に気持ちが高揚した。想像してた以上に可愛くあどけない。それでいて艶やかで、初めてイルカ先生に出会った頃のように胸を高鳴らせた。
「浴衣、すごく似合ってる。いつもと雰囲気が違って見えてドキドキします」
混じりけない賞賛を送るとイルカ先生が頬を染めた。
「カカシさんも、すごくカッコいいです」
小さな声で照れたように口をもごもごさせるのに、ふわっと体温が上がって腰を屈めた。
キスしようと思ったのだ。
「イルカセンセ・・」
肩に手を置き、顔を傾けたところで、
「あっ、そうだ!」
イルカ先生ぴょんと窓枠から飛び降り台所へと消えた。肩透かしを食らってかくっと頭を落とすと、手にアイスのカップを二つ持ってイルカ先生が戻ってきた。
「どっちがいいですか?」
手の上にはカキ氷のみぞれとイチゴ。
「じゃ、みぞれの方で」
「はい」
苦笑を隠してアイスを受け取る。どんなに色艶を感じさせてもそれが無意識なところがイルカ先生だ。浴衣を着ていてもイルカ先生はどこまでもイルカ先生だった。
スプーンでシャリシャリと硬い氷を崩しては口に運ぶ姿はどこか必死で微笑ましい。
「俺ね、子供の頃夜店に行くと必ずカキ氷食べてたんです。赤いのとか青いのとか黄色いのでどれにするか目移りしちゃって。下忍になってから迷わず全部食べたら次の日お腹壊したりして。それからはお祭りに行ったら一晩に一個って決めて食べてました」
へへっと悪戯が見つかった子供みたいに舌を出して笑う。イチゴ色に染まった舌にどきっとした。だけどそれはすぐに口の中に隠れて見えなくなった。
「でもホントはいろんなの食べたかったりして。あーん?」
笑いながら冗談混じりでみぞれを掬ったスプーンをイルカ先生の口の前に差し出す。すると、なんのてらいもなく口を開けたイルカ先生がぱくっとスプーンを咥えた。
「おいし・・」
イルカ先生の言葉と軽くなったスプーンにはっと我に返るとシャクシャク音を立ててみぞれを削った。
「もっと食べる?」
「ん、いいです・・」
漸く自分のしでかしたことに気付いたのか赤くなったイルカ先生が首を横に振った。
(えっ、一回だけ?今のもっとしたいよ)
雛のように口を開いたイルカ先生が頭の中を駆け巡る。ぐんぐん上がる体温が手のひらに集まり氷を溶かした。
(・・もっかい・・)
思っても、突付けば尚更イルカ先生が頑なに拒み続けるのが見えているので諦めて大人しく自分の口に運んだ。
「はー、美味しかった」
空になったカップを窓辺に置いてイルカ先生が伸びをした。満足げに口を引き結んで、うんと伸びる。
浴衣の袖が捲くれ上がり、健康的な腕が露になる。その手を腕の中に閉じ込めたくて画策する。
「ね、イルカ先生、ベロ赤くなってたよ?」
「ホントですか。イチゴ食べたから・・」
無邪気にベッと差し出された舌に顔を近づけてすかさず舐める。
「!!」
「あまい・・」
怒ったり逃げたりする前に頬を両手で挟んで額を合わせるとイルカ先生の瞳が泳いだ。
「・・アイス、食べたばっかりだから・・」
「うん・・」
薄く開いた唇に小さく口吻け、舌先で歯の隙間を擽った。戸惑うように動いたイルカ先生の舌先とオレの舌先が出会う。さっと逃げていくのを追いかけるように舌を差し込むと唇を深く重ねた。
「んぅっ・・ふっ・・は・・」
深く口吻けられて仰け反るイルカ先生の喉元から小さな喘ぎが漏れ始める。片手で頭を支えながら、もう片方の手で体に触れるとその体が震えた。素肌には触れずに浴衣の上から体の線を辿る。布一枚隔てていても薄い生地はその肌の感触と熱をしっかり伝えてくる。発熱したように熱くなったイルカ先生の体に手を這わせ、太股の上に手を置くとびくっとイルカ先生が跳ね上がった。それを宥めるように太股を撫で擦る。
唇を離すとイルカ先生の瞳を覗いた。閉じていた瞼が開き、大きく潤んだ瞳が現れる。
「ね、・・スル?」
額や目元に口吻けながら聞くと、さっと頬に朱が走った。熱くなった頬にも唇を押し付け返事を待つと、
「・・・・・る」
小さな小さな声でイルカ先生が返答した。
「ん」
その可愛らしい返事に満足して窓辺から腰を上げると、イルカ先生がそこから降りてしまう前に足元に跪いた。見下ろすイルカ先生がきょとんと目を丸くする。その視線と目を合わせたままイルカ先生の足を取るとつま先に口吻けた。
「あっ」
引こうとする足首を捕らえて舌を這わす。甲から足首へと舌を滑らせ踝を口に含んだ。張り出た骨をくちゅくちゅと舐めれば、イルカ先生は硬く握った手を膝の上に置いてその刺激に耐えている。
「んっ、ぅんっ、・・っ」
噛み締めた唇の間から漏れる息遣いに耳を澄まし、脛から膝へと撫ぜ上げた。閉じていた裾が割れて脛が剥き出しになる。硬く握っていた手を脇へと除けさせて足の間に体を割り込ませると、ゆっくりと浴衣の裾を割って足を晒した。
帯から上はきっちり着込み、下はしどけなく素足を晒している。
その扇情的な眺めにほくそ笑んで膝頭に口吻けるとひくっと足が跳ねた。
「く、唇が冷たかったから・・」
顔を真っ赤にして言い訳する様が可愛い。太股から更に奥へと手を這わせて邪魔な下着をひっぱった。
「イルカせんせ、少し腰上げて?」
かぁっと更に赤くなりながらもイルカ先生がおずおずと手を突いて体を浮かせる。その隙に両足から下着を抜くとイルカ先生は慎ましやかに膝を閉じてしまった。
「入れてくれないの?」
膝頭に手を置いて左右に割り開くと、見られることを恥じるようにイルカ先生がぎゅっと目を瞑った。それに構わず足を開いて中心を覗き見た。ソコはすでにゆるく勃ち上がり、力なく揺れている。
「かわいい」
ポツリと零せば閉じるように大腿に力が加わり、それを無理矢理開くとその間に深く顔をうずめた。
「あぅっ、やっ!あぁっ・・」
太股の付け根に舌を這わせると逃げるように身を捩る。だけど狭い窓枠の上では大して逃げる場所もなく、膝を持ち上げ更に足を開かせると同じところばかりを責め立てた。
「やぁ・・っ、あっ、んぁっ・・」
イルカ先生の声に甘さが滲み、耐え切れないとでも言うようにじりじりと腰が揺れ始める。快楽を逃すために丸めた体でオレを包み込み、甘い声で強請った。
「カカシさぁん・・あぁっ・・カカシ・・さぁんっ」
それに気付かぬふりで太股を舐りまわすと、イルカ先生がぐずぐずと鼻を鳴らした。浴衣を掴む手がどんどんと背中を叩き、ぎゅうっと体を押し付けてくる。体の間からは濃厚な性の香りがして、その匂いに酩酊しながらイルカ先生の体の下から抜け出した。
「どうしたの?」
分かっていながら意地悪に聞くとイルカ先生がくしゃっと顔を歪める。何も言わないイルカ先生に首を傾げて、元の位置に戻るとまた太股の付け根にに舌を這わせた。ココが美味しくて堪らないみたいにぺろぺろと舐める。
頬に当たるイルカ先生は硬く膨れ上がって頬を濡らした。
「んっ、んっ」と押し殺した声は快楽に耐え、それでいて強請ることに羞恥を覚えて堪えている。だけど太股の付け根を性器の根元に向かって強く押すとそれはあっさり崩れてあられもない声を上げた。
「ひゃぁ!・・ああっ・・やだ・・っ・・ああ・・」
最後は涙混じりでさすがに可哀想になってくる。それでも決定的な刺激を与えずにいると泣き出したイルカ先生が縋り付いてきた。
「カカシさん・・シテ・・ぐずっ・・ちゃんと、シテ・・」
この瞬間がたまらなく好きだ。
快楽を欲してぐずぐずになるイルカ先生はたまらなく可愛い。
「・・どうして欲しいの?」
それで尚更意地悪く聞き返すと涙に濡れた目でキッと睨みつけてきた。
ホントたまらない。心臓がドキドキする。
「ここもぉっ、・・おちんちんも、ちゃんと、シテ・・っ・・」
過去の経験から学んだのか具体的な言葉で場所を示すと涙を零した。
「うん、いーよ」
ぞわっと背骨に震えが駆け上がった。あまりに可愛らしいその姿に頭が蕩けて下僕に成り下る。
――その快楽に奉仕することがオレにとって至上の悦び。
零れ落ちる涙を唇で掬い取るとイルカ先生の片足を持ち上げた。窓枠に乗せて大きく開かせると、カーテンを閉めて外からその姿を隠す。
「も・・下に下りたい・・」
「だーめ」
その願いは却下して足の間に跪くと、視線はイルカ先生に向けたまま顔を伏せた。濡れた目で、イルカ先生がオレのすることをじっと見ている。
「ぁっ・・ぁっ・・あぁ・・」
手を添えて、下からじっくり舐め上げるとイルカ先生の唇からか細い声が漏れた。先端で舌を回して小穴を抉れば胸を大きく喘がせる。抉りながら唇を被せて吸い上げればイルカ先生の体が大きく痙攣した。
「んぁっ、ああぅ・・やあ・・っ」
「イルカ先生、声抑えないと外に聞こえちゃうよ」
ちゅぷっと先端から唇を離して注意を促すと、イルカ先生が両手で自分の口を押さえて声を殺した。
「ふんんっ、うっっ・・んっ」
それを確認して、先端から根元へと飲み込んでいけば、イルカ先生の唇から押し殺した苦しげな声が漏れた。だけど苦痛を感じてる訳じゃないのは分かってる。口の中に広がる先走りの味に舌を這わせて更にイルカ先生の快楽を煽った。
抜き差しの幅を広げて頭を上下させる。
手のひらの間から細かく漏れる乱れた息がイルカ先生の快楽の深さを教えてくれた。
(まだ、イっちゃダメだよ)
射精に向かって張り詰める内腿を撫で解し、気を散らせる。帯を緩めて襟を開くとその間に手を滑らせた。胸板を撫ぜ、探り当てた乳首をきゅっと摘まむ。
「うんんんっ!」
びゅくっと口の中に精液が広がる。だけど完全な射精にまでは至らなかったようで口の中のモノはまだ硬く張り詰めている。
「ふぅっ・・あぁ・・っ」
最早口を押さえていられなくなったイルカ先生の手が肩に縋り、崩れ落ちるように体を丸める。床に下ろしていた方の足を肩に担ぐと頭の動きを早くした。指の下では乳首を強く押しつぶす。
「やあっ、あっ、あっ、あっ、イクっ、っ!あああっ」
耳元で濡れた声が響く。
喉で締め上げながら吸い上げるとビクビクと震えたイルカ先生の性器が熱を吐き出した。びゅく、びゅく、と断続的に吐き出される精液を口の中に溜める。何も出なくなったのを確認して窓枠からイルカ先生を下ろした。射精の余韻に浸った体は力なく床に横たわりその手足を広げた。意識の遠のいたイルカ先生の帯を解くと肌を晒して膝を押し上げた。肩に向かって膝を押すと隠れた後口が露になる。ソコに唇を寄せ舌を尖らせると窄まりに突き入れて口の中に溜めていたものを一気に流し込んだ。
「ア!!あぁぁっ」
突然の刺激にイルカ先生が逃げを打つ。がっちり足をホールドして、すべてを注ぎ込むとやわらかな内壁に舌を這わせた。
「ああぅ・・うあ・っ」
「ごめんね、もう我慢できないの」
後口を解す合間に囁けば、イルカ先生が瞳を瞬く。その蕩けた眼差しに足の戒めを解いて顔を覗きこむと頬に口吻けた。
「・・カカシさん」
「だいじょーぶ?」
「・・はい・・・」
漸く合った焦点にほっとすると襟の間からイルカ先生の手が滑り込んだ。浴衣に阻まれながらも素肌の背に手を回そうとする。
邪魔になった浴衣を脱ぐとすぐにイルカ先生の手が背中に回った。
「カカシさん・・カカシさん・・」
うわ言のように繰り返される声にイルカ先生を抱きしめ唇を重ねる。肌を撫ぜ合い互いの存在を確かめ合えば、熱はすぐそばでその再開を待ち侘びている。
イルカ先生の足の間に体を入れると今度は指で奥を探った。唇で首筋と胸を愛撫しながら指先を体の奥へと進める。やわらかな粘膜が指を包まれ、かっと腰に熱が堪った。
ココに、オレのが。
その瞬間を想像すると触れてもいない性器の先端から先走りが溢れ出す。
「イルカ、センセ・・」
早くそうなりたくて、だけど慎重に指を動かし中を広げた。
「ア・・、カカシさん・・、ア、ア」
中を探るとイルカ先生が甘く声を上げる箇所がある。
(ココでしょ)
「ああっ!」
ぐっと指の腹でそこを押し上げれば、イルカ先生が仰け反るように背を反らした。立て続けに擦り上げると耐え切れないように涙を零す。涙は再び勃ち上がった性器からも溢れ、白い雫を零す。
「いぅ・・あぁ・・はぁ・・」
唇から漏れる声は言葉を成さず、ただ体から押し出される音となって漏れる。
「そんなに気持ちイイ?」
それに返事は無く、耐え切れなくなったように膝を立てて腰を揺らした。
早く、早くと聞こえてくるようだ。
「ん、いっぱいあげるね」
3本に増やしていた指を1本引き抜き、2本の指で入り口を広げる。先端を入り口に宛がい、先が潜り込んだのを確認して指を離すとぐっと奥へ向かって突き上げた。
その瞬間イルカ先生の顔が痛みに歪む。
(早すぎた・・?)
だけど互いにそこで引き返せるのもでも無く、ぐ、ぐっと小刻みに突き上げると何とか張り出た先端を穴の中に潜らせた。カリが通れば後は楽に奥へと進む。すべてを収めて息を吐くと腕を立ててイルカ先生に覆いかぶさった。絶え絶えの息を吐くイルカ先生に気遣いながら、ゆっくり腰を回した。馴染ませるように性器でイルカ先生の後孔を掻き回す。
「ふっ・・うんっ・・あっ」
やがてイルカ先生の唇から甘い声が漏れ始めて、腰を据え直すと強く突き上げた。
「あっ!」
鋭い声が上がり、きゅっと背中を撓らせる。その背中に腕を回し、差し出された乳首を口に含むと抽挿を始めた。
「あっ、あっ、あっ、あ、あ・・」
硬く尖った乳首がコリコリと舌を押し返し、唇で押しつぶした。啼き声を上げたイルカ先生に締め付けられて危うく持っていかれそうになる。
今にも弾けそうな熱を抱えてイルカ先生を責め立てた。結合部からは抜き差しするたびにくちゅくちゅと濡れた音が上がる。腹に当たる濡れた感触に上体を起こすと、互いの腹の間に挟んでイルカ先生の性器をすり潰した。
「ああぁっ・・!アァ・・っ、イっちゃ・・ぁアァ、でるぅ・・っああっ」
無意識にじたばたと暴れる体を押さえつけて叩き込む。彷徨う手を握り締めてシーツに縫いとめるとラストスパートをかけた。
声も出せなくなったイルカ先生が強く仰け反る。その先端から白濁が飛び出るのを確認してから、最奥へと捻じ込むと欲を開放させた。
「ァ・・・・くっ・・」
あまりの快楽に噛み締めた歯の間からうめき声が漏れる。すべてを出し切ってから、締め付ける後孔から性器を引き摺りだした。根元から搾り取られるような動きに軽い波が押し寄せた。
「はっ」
詰めていた息を吐き出してイルカ先生の横に寝転がる。未だ熱を持ったそこがじんじん痺れて存在を主張する。
「イルカ、センセ・・」
顔を覗き込めばイルカ先生は四肢を放り出したまま意識を飛ばしていた。その体を引き寄せ、腕の中に囲う。
窓の外では月が煌々と空を照らしていた。