緋に染まる

(・・・好きって言ったのに・・)
 なにも本気で信じた訳じゃない。甘い睦言を言ったりするのは相手をその気にさせるための閨房術だってちゃんと分かっている。ちゃんと。ちゃんと――・・。
「起きたんだ」
 その声はあまりにも突然で、気配も無く背後の襖が開いたから体が大きく跳ねた。振り返ればあの人が盆を手に立っている。中に入って、すっと後ろ手に襖を閉めると布団の脇に盆を置いて目の前にしゃがんだ。
「どうしたの?体、痛い?」
 心配そうに顔を覗き込まれ、ひんやりした手が頬に触れると俯いて頭を横に振った。


の、シーンです!!!(緋に染まる 9-10)
麗しい〜vvv
der Flugelの月城 たすくさんから頂きました! (…頂いたと言うか、強奪したと言うか、人質を盾に無理矢理書かせたと言うか…ごにょ。)
そう、カカシ先生から見るとイルカ先生ちびっと泣いてるのです。
すごい再現力です!!!嬉しい〜っO(≧▽≦)O
たすくさん、素敵な絵をありがとうございます〜!


そんな素敵なたすくさんのサイトはこちら↓
der Flugel:月城 たすく様
バナーは当然イルカ先生v

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